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事務所コラム

職員コラム<評価制度について③>「これだけは押さえよう!納得性の高い評価ができる3つの方法~その(2)フィードバックはすぐ~」

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職員コラム 

2023年7月10日

前回から、評価に納得性を持たせるためにはどうしたらよいか、最も重要な点を3つ、絞り込んでお伝えしています。

今回は重要な点の2つ目、

(2)フィードバックはすぐ、です。

 

ちなみに前回はこちら↓

(1)『期待値を伝える』

 

みなさまはどのようなタイミングで部下の方々にフィードバックをしていますか?

 

よくあるのが、評価のタイミングで突然上司が部下にとって意外な評価結果を突きつける、というパターンです。

(私は「寝耳に水評価」と呼んでいます)

部下からすると

「え?そんなこと思っていたの?」

「なんだよ、もっと前に言ってくれよ」

と感じられ、納得性の高い評価には結びつきません。

 

そもそも記憶は時間が経てば経つほど曖昧になります。

上司と部下の事実認識が異なってしまえば、その件に関しフィードバックはできませんし、肝心の改善にはつながりません。

 

一方、記憶に頼らずフィードバックの内容をメモに残す、というのは良い方法だとは思います。

しかし事実認識の相違は減らすことができますが、書き溜めてフィードバックの際にまとめて伝えるようでは閻魔帳のようになってしまいます。

正しいフィードバックであっても、「何を今さら・・・」と素直には受け取れないこともあります。

 

つまりは、評価制度で定められたタイミングでのフィードバックでは遅い、ということです。

評価制度としては、中間や四半期ごとにフィードバックの機会があり、その結果を踏まえて期末までに改善を促す、ということになっていますが

それに頼らず、日々の業務を通してその都度意識的にフィードバックをすることが評価の納得性を高め、さらには改善につながるのです。

 

フィードバックは、「上長が部下のことを気にしている、見ているよ」という意思表示です。

フィードバックがなければ「放置されている」と感じる部下もいることでしょう。

ぜひ日常業務において頻繁なフィードバックを行い、部下のモチベーションの向上と納得性のある評価につなげていただきたいです。

 

担当職員:T

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