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事務所コラム

三平和男コラム「憂鬱な季節」

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三平代表コラム 

2019年7月1日

6月に入り1年のなかで、最も憂鬱な季節である梅雨を迎えています。
湿度が高く,汗ばむこの時期は、体調管理にも気を付けなければいけません。運動する機会を増やし、汗をかくようにして、体づくりを心がけることが大切です。
職場においては、温度や湿度の環境への対策ができている所が多いと思いますが、それでもオフィス内の温度上昇を感じることがあります。温度設定を28度にしている所も多いですが、パソコンなどの熱で室温が気づかぬうちにかなり上がっていることもあります。職場で熱中症への対策意識を持ってもらい、時々温度計をチェックする習慣や、扇風機等の活用も必要だと思います。
また、水分の補給も大切で、特にお酒を飲んだ翌日などはしっかり補給をしないといけません。十分な睡眠や朝食を抜かないのは勿論、汗をかいた時の塩分補給は必要です。また、高血圧や血糖値が高い方、肥満の方等は、特に気を付ける必要があります。熱中症を軽く考えている方もいますので、従業員同士、管理職含め早めの声掛けや教育等が必要です。熱中症は、治療もかなり進んできているようですが、中には命にかかわったり後遺症が残るケースもありますので、予防に努めましょう。
梅雨時は気分もすぐれず、憂鬱な精神状態に陥り,うつ状態になることもあるでしょう。そこで、従業員がうつ病など精神疾患となった場合のその後の対応はどうなるでしょう。
うつ病などの精神疾患となり就業が厳しければ、会社の措置としては先ず休職をさせることとなるでしょう。しばらく様子見をして、当該従業員と医師の判断により復職可能となれば復職。復職が厳しければ一般的には就業規則等で明確に定められている休職期間が満了となった時点で退職や解雇となります。
休業期間を満了し会社を去った元従業員は、その後はどのようにして生きていくのだろうかということを考えると、気が重くなります。
精神疾患に罹患した場合、重症化する前に、休職または退職してきちんと治療して、早期に復職または再就職することができるようにすることが、大切であると感じています。
会社も、それを踏まえた対応が求められているのではないでしょうか。

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